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アパート・マンションの企画と運営
〜プロパティ・マネジメント入門〜
藤 澤 雅 義 CPM
まえがき
本書は基本的には、建築会社、不動産会社で賃貸物件の業務に携わっている人たちのために書き下ろしたものです。しかし、内容の一つ一つはアパート・マンション経営をされるオーナーさんに読んでいただいても良いものだと思っていますし、今までの市販の所謂「アパマン本」より濃い内容になっていると自負していますので、ひとつしっかり勉強してやろう、とおもわれている方にはピッタリくるのではないでしょうか?全編を通してわかりやすい文章を心がけましたので、厚さの割りには読めていくのではないかとおもいます。特に、これからアパート・マンション経営をされる方は、第4章の企画(プランニング)編を読んでいただきたいなあ、とおもいます。
一般にプロパティ・マネジメントというと、建物が建ったあとの運営手法を指すことが多いでしょう。「プロパティ・マネジメント入門」と副題がついていながら、のっけからこんなことを言って申し訳ないのですが、私は本音でいうと、現場のプロパティ・マネージャーがいくら頑張っても、「企画」が悪いと入居者が決まらない、つまり「運営」より「企画」のほうが大事ではないか、と思っているのです。
プロの方もオーナーさんも、第一に入居者ニーズをまずマーケティングをしてから、欠点のない、差別化された企画を心がけていただきたい、それが成功への道であると信じます。
第1章では、プロパティ・マネジメント(PM)概論を、第2章では実際の運営(オペレーション)編を記しました。プロの方にはPMの意味と運営のノウハウを、またオーナーの方で不動産管理会社に任せず自主管理をされている方もまだ日本には60%いるといわれていますが、その方々にももちろん有用であるとおもいます。(プロに任せたほうが本当は特ですよ!(笑い))。従来の単なる「賃貸管理」から「経営的視点での不動産管理」、「不動産経営管理」へ発展するためにはどういった視点が必要か?を書きました。第3章ではプロパティ・マネジメントの肝である部分の実践を紹介しています。現状の日本の不動産管理会社には不足しがちな経営コンサルティングという意味でのプロパティ・マネジメントの部分を載せています。ここが肝心です。第4章は、「企画(プランニング)」編。どう作るのか、新築、中古を問わず作り方が問題。まだまだ差別化できます。他の物件と違うものが作れるはずです。どうか、本書を読んで、新しいアイデアのきっかけ作りをしてください!汗をかいて知恵を出したものの「勝ち」です。 |